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業界別の求人動向

iPhone・Androidを中心としたスマートフォン分野や周辺技術であるJavaやPHPなどのWebエンジニアのニーズが高まっている。
また、新たにFacebookをターゲットとした求人も見られるようになった。

求職者側の動向を見ても、夏の賞与時期に合わせて転職活動を開始する人材が増えており、IT業界の転職市場は活気づいてきたといえる。
ただし、採用意欲の高い求人ほど選考スピードが速く、早期に募集終了となる傾向が強い。

このため、求職者は求人の動向に気を配り、チャンスを逃さないための準備を整えておくことが必要だ。

Web業界

Web業界では、2014年も採用意欲の高さが目立った。
採用決定職種はエンジニア系・クリエイティブ系が半々で、大きな偏りは見られない。
技術やサービスの展開が速いWeb業界では、新規募集開始となる求人が多い半面、採用決定(人員充足)による募集終了が早いことも特徴だ。

Javaエンジニアの新規求人が増加。
Web系開発エンジニアの募集は引き続き増加傾向にあり、新規求人数においては2013年と比較して、本年は2倍の傾向が見えている。
ソーシャル分野の台頭以来PHPエンジニアの需要が高まっていたが、Java経験者を求める求人増加が目立ちつつある。

モバイル業界

スマートフォン(iPhone/Android)関連求人の好調が続いている。
iPhoneに続き、Android端末の普及が進んだことにより、新たな求人が次々に発生している。
スマートフォンアプリ・サイト開発の実務経験がなくても、個人での作成実績を提示したり企画書を用意したりしてアピールすることやJavaやPHPでの開発経験があり採用につながった事例がある。

一方、実務経験があっても、アピール不足によって不採用となるケースが少なくない。

Android OSの業務用アプリ開発(Java)で、新たな採用ニーズが発生している。
スマートフォン関連事業に注力する企業は増え続けており、今月もスマートフォンアプリ開発の新規求人が目立った。
また、いち早くスマートフォン向けアプリの開発に着手してきた企業は業績好調であり、増員のための募集を積極的に行っている。

エンターテインメントを中心とした個人ユーザー向けアプリケーション開発が主流だが、Android OSにおける法人向け業務用アプリケーション(Java)の開発のニーズも高まっている。
業務用アプリケーション開発では「JavaでのBtoBシステム開発」を生かせる求人が多く、求職者にはチャンスが広がっている。

システム業界

ハードウェア業界は停滞が続いているものの、ソフトウェア業界やインテグレータからの求人は上向き傾向が続いている。
ただし、採用ニーズには偏りが見られる。徐々に採用ターゲットが広がりつつあるものの、大幅な需要拡大にはいま少し時間がかかりそうだ。

自社プロダクト系:求人数は上向きながら、ターゲットに偏りが見られる
SIer:JavaやPHPを使用したWebアプリ開発経験者のニーズ高まっており、2次請け、3次請けシステムインテグレータからの新規求人が増え、求人数は増え続けている。
募集職種は、エンジニア系・営業系が大多数を占める。

エンジニア系職種では、全体の70%がJavaやPHPを使用したWebアプリケーション開発経験者の募集であり、そのほかASP.NETやVB.NETでの開発経験を必須とする求人がある。
ただし、企業側がターゲットとする年齢層は25歳?33歳と非常に狭く、35歳以上での転職活動の場合は、苦戦を強いられている。

ゲーム業界

コンシューマー、オンライン、ソーシャルを問わず、すべての分野において採用活動が活発化している。

求職者側も、これまでのようなコンシューマー企業へのこだわりは薄れ、幅広く転職の可能性を探る人が増えており、実際に、多くの人材がコンシューマー業界からソーシャル業界への転職を果たした。
このようなコンシューマー系企業からソーシャル(インターネット・モバイル)系企業への転職では、年収アップとなるケースが多い。

ソーシャルゲーム:Facebook・スマートフォンアプリでニーズ拡大しており、主にLAMP環境での経験者を求める傾向にあるが、やRuby、Javaなど様々なプラットフォームで経験者を求める傾向が多くなってきている。

また、これまでは積極採用を行っていなかったソーシャルゲーム企業が、増員のための新規募集を開始するケースも目立った。

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