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2016年に厚生労働省が発表した「働き方の未来2035」により、昨今フレックス勤務やリモートワークなど、IT企業が先陣を切って働き方改革が導入され始めています。
その中、選択肢として、「フリーエンジニア」という働き方があります。
勤務地・勤務形態をはじめ、使用言語や開発環境など、自分で仕事が選べ、高報酬のフリーエンジニアは、時代の最先端をゆく働き方と言えます。
では、ある程度フレキシブルな働き方ができるフリーエンジニアと、企業に守られた正社員の報酬にはどのような違いがあるのでしょうか。
2018年1月~2019年1月にBTCエージェントへご登録いただいた25歳から39歳のフリーエンジニア男女85名を対象に、アンケート調査を実施いたしました。
調査結果
■報酬割合円グラフ(%) 左図:正社員時代 右図:フリーランス時代
■報酬割合表(名)
考察
調査結果をご覧いただいた通り、正社員よりフリーエンジニアの報酬が高いということがわかります。
正社員の報酬にはボーナスも含まれていますので、月額50万円もないということになります。それに比べ、フリーエンジニアは、月額で平均77万の報酬を毎月手にすることができます。
また、中には報酬が1200万円を超えるフリーエンジニアもおり、正社員であれば中々たどり着けない金額なのではないでしょうか。
しかし、フリーエンジニアは万事良いとは限りません。後に記載した通り人によっては報酬が安定しない場合があります。
例えば、現在持っているスキルが廃れれば市場価値も落ちます。市場価値が落ちれば、ニーズも減るので仕事に就けなくなっていき、数カ月働けなかったというケースもございます。
また、引っ越しやローンなどの審査も、正社員よりは厳しくみられることも覚えておきましょう。
前述した調査によって、フリーエンジニアになることによって報酬は上がるが、ある一定のリスクは伴うことがわかりました。
では、フリーエンジニアになってからの報酬の上げ方をご紹介していきたいと思います。
フリーエンジニアといってもシステム開発だけではなくネットワーク、サーバー、データベースなどの分野があり、それに伴い扱う言語やポジションも多種多様です。
その為、各企業様は特定のスキルにマッチしたフリーエンジニアを欲しがる傾向にあります。
つまり、「Java、PHP、C#を1年ずつ経験があります」よりは「Java3年経験あります」の方が、フリーエンジニアの企業ニーズが高いことを知っておきましょう。
言語だけに問わず、ポジション分野でも同じ傾向があります。プログラミングは苦手だが、マネジメントが得意なのであれば、その道に尖ることをお勧めいたします。
もちろん、すべてを完璧にこなせるのは素晴らしいことですが、それには沢山の経験と時間がかかります。フリーエンジニアでは、すべて平均的に伸ばすよりは、何か尖ったスキルを身に着けるほうが報酬を上げるのに手早いのです。
一般企業に努めていらっしゃるのであれば、クラスが上がれば報酬が上がるのが一般的かと思います。それはフリーエンジニアでも同じことが言えます。
時々、プログラマーのポジションで高い報酬を希望されるフリーエンジニアの方がいらっしゃいます。もし、それがそれだけの開発スキルをお持ちであれば、企業ニーズとマッチするかもしれません。しかし、上流工程は嫌いだからという理由であれば、残念ながら市場には合わないフリーエンジニアになってしまいます。
もし、報酬を上げたいのであれば積極的に上流ポジションにトライしていきましょう。
IT業界には常に流行があります。近年では、AIやRPA、ブロックチェーンなどでしょうか、最新テクノロジーが故に人が圧倒的に足りていません。
その為、AI関連のプロジェクトに携わったという経験は企業側からみれば、のどから手が出るほど欲しい人材なのです。もし、そういった仕事の紹介があれば是非エントリーすることをお勧めいたします。フリーエンジニアとして報酬を上げたいのであれば、最新のテクノロジーには、常にアンテナをはって情報収集していきたいところです。
現代では情報はあちこちに落ちており、書籍に限らずセミナーや研修への参加など積極的に行動していきましょう。
余談になりますが、BTCではフリーエンジニア向けに無料でRPA研修プログラムを実施しています。RPAの企業ニーズが高い今だからこそ、報酬アップには最適ですので是非ご覧ください。
URL:https://freeengineer.btcagent.jp/rpa/
フリーエンジニアで企業と契約するには2つの方法があります。それは勤務先企業と直接契約するか、エージェントを介して契約するか、です。
時折、BTCエージェントへ「エージェントを使うと手数料が差し引かれるので、直接契約するより報酬が減るのではないか」といったご質問があります。
多くのフリーエンジニアの皆様は勘違いされていて、実はエージェントを介すことで単価はあまり影響しません。
確かに、エージェントとして仲介手数料は企業様から頂いていますが、フリーエンジニアの皆様に影響することは基本的にございません。
フリーエンジニアが勤務先企業と直接契約するのは「報酬の交渉をしづらい」という大きなデメリットを抱えています。
恐らく、この記事をご覧いただいている皆様は上司に直接「年収上げてください!」と交渉したことは、あまり経験がないのではないでしょうか。非常に勇気が必要なことかと思いますし、ましては正社員でない契約先のフリーエンジニアから直接交渉があればかえって心象を悪くしてしまう可能性があります。
エージェントは「報酬交渉」のプロですので活用したほうが良いかもしれません。